不動産の買取とは?仲介との違いやメリット・デメリットを解説!

2024-03-26

不動産の買取とは?仲介との違いやメリット・デメリットを解説!

この記事のハイライト
●不動産の買取とは不動産会社に直接物件を売却することをいう
●買取を利用する大きなメリットはすぐに現金化できること
●買取のデメリットは売却価格が相場より低くなること

土地や建物といった不動産を売却する際は、不動産会社に仲介を依頼するのが一般的です。
しかし「転勤日までに売りたい」など売却を急いでいる場合は、買取を検討するのがおすすめです。
この記事では、不動産買取と仲介の違い、買取のメリットとデメリットを解説します。
姫路市で不動産売却をお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

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不動産の買取とは?仲介との違いについて

不動産の買取とは?仲介との違いについて

不動産の売却方法には、仲介と買取といった2種類の方法があります。
もっとも一般的なのは仲介による売却で、不動産会社が売主の代わりに買主を探します。
一方の買取は、不動産会社に仲介を依頼するのではなく、不動産会社に直接物件を売却することです。
ここでは、仲介と買取の違いについて解説します。

売却相手が異なる

仲介と買取の大きな違いは、不動産を売却する相手です。
仲介では主に個人の買主へ売却しますが、買取は不動産会社相手に売却します。
仲介によって売却した不動産は、マイホームとして購入者本人が利用したり、収益物件として活用されたりします。
一方で買取の場合は、不動産会社が買い取った不動産をリフォームし、再販売するのが一般的です。

売却活動の有無

仲介では買主を探すために、不動産会社が売却活動をおこないます。
売却活動にもさまざまな方法がありますが、現在の主流はインターネット広告です。
そのほかにも、新聞折込広告や看板の設置、オープンハウスを開催するなど、さまざまな方法で物件情報を拡散します。
一方で買取の場合は、最初から売却する相手が決まっているため、仲介のように売却活動をおこなう必要がありません。
そのため、近隣住民に自宅を売却していることを知られにくく、またすぐに現金化できるのが特徴です。
買取保証の場合は売却活動が必要
買取には「即時買取」と「買取保証」があり、売却活動が不要なのは即時買取に限ります。
即時買取とは、文字とおりすぐに不動産会社が物件を買い取ることです。
一方で買取保証とは、仲介と同様に売却活動をおこない、買主が見つからなかった場合に不動産会社が買い取ることです。
一定期間の間は仲介と同じように買主を探す必要があるため、買取でも売却活動をおこなう必要があります。
買主を探す手間を省いて即現金化したい場合は、即時買取を選択すると良いでしょう。

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不動産買取は仲介と比べてどんなメリットがある?

不動産買取は仲介と比べてどんなメリットがある?

続いて、買取を利用するメリットを解説します。

仲介手数料が発生しない

不動産を売却する際には、さまざまな費用が発生します。
その費用のなかでも大きな割合を占めるのが、不動産会社に支払う「仲介手数料」です。
仲介手数料には上限が定められていますが、100万円を超えるケースもあり、決して安くはありません。
しかし買取であれば、この仲介手数料が不要になるという大きなメリットがあります。

短期間で売却できる

前述したように、買取は仲介のように売却活動をおこなう必要がありません。
そのため、短期間で取引が完了するというメリットがあります。
不動産を仲介で売却すると、物件を引き渡すまでに3か月から半年ほどかかると言われています。
しかしこれはあくまでも目安なので、物件によっては半年以上かかるケースも少なくありません。
その点、買取は初めから売却相手が決まっているので、早くて1週間、遅くても1か月程度で売却を完了させることが可能です。
「子どもの教育資金として今すぐお金が必要」など、即現金化を希望される方には大きなメリットといえるでしょう。

契約不適合責任を免責にできる

買取を選択するメリットとして、契約不適合責任を免責にできる点も挙げられます。
契約不適合責任とは、売却した物件が契約内容と異なっていた場合に売主が負う責任のことです。
たとえば引き渡した物件にひびが見つかり、そのことが契約書に記載されていなければ、売主が責任を負わなければなりません。
仲介の場合は契約不適合責任を有責とするケースが多く、売却後に買主とトラブルになるリスクあります。
契約不適合責任を免責とすることも可能ですが、買主からすると不安要素となるため、売却が長引いてしまうかもしれません。
一方で買取の場合は、個人ではなく不動産会社に直接売却するので、契約不適合責任が免責となるケースが一般的です。
契約不適合責任が免責となれば、「後から不具合が見つかったらどうしよう」と不安に思うこともありません。
売却後に不具合が発覚した場合の費用負担もないため、安心して取引を進められるでしょう。

近所の方に自宅の売却を知られにくい

不動産売却を検討している方のなかには、売却を周囲に知られたくないという方も多いのではないでしょうか。
仲介の場合は、買主を探すためにインターネットやチラシなどを利用して、物件情報を拡散します。
また購入希望者が現れたら、実際に室内や周辺の状態を確認してもらう「内覧」も必要です。
不特定多数の方が家を訪問することになるため、近隣住民に売却中であることを知られてしまうかもしれません。
一方で買取の場合は、不動産会社とのやり取りだけで売却が進むため、近所の方に知られにくい点がメリットです。
不動産を売却する理由は人それぞれですが、ローンの滞納や離婚などネガティブなものも少なくありません。
「なるべく周りに知られずに売却したい」という場合には、ぜひ買取を検討されてはいかがでしょうか。

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不動産買取は仲介と比べてどんなデメリットがある?

不動産買取は仲介と比べてどんなデメリットがある?

不動産売却で後悔しないためには、メリットだけでなくデメリットも知っておかなければなりません。
ここからは、買取を利用するデメリットについて解説します。

売却価格が低くなる傾向にある

買取のデメリットは、仲介に比べて売却価格が低くなることです。
買取をおこなう不動産会社は、買い取った物件をリフォームやリノベーションし、付加価値を付けてから再販売します。
その際にかかる費用を考慮した上で買取価格を決めるため、仲介に比べるとどうしても安くなっていしまいます。
どのくらい低くなるのかというと、相場価格の6割から8割程度を目安に考えておくと良いでしょう。
たとえば相場価格が2,000万円の不動産であれば、買取だと1,200万円から1,600万円程度になります。
ただし、築浅や人気エリアにある物件などは、相場と同程度の値段で付くこともあります。
「買取価格がいくらになるか知りたい」という場合は、私たち不動産会社までお気軽にお問い合わせください。

買取できない不動産もある

先述したように、買い取った不動産はリフォームやリノベーションなどをおこなったうえで再販売します。
そのため以下のような問題があり、再販売が難しいと思われる不動産は買取を利用できない可能性があります。

  • 老朽化が進んでおり大掛かりなリフォームが必要
  • 建築基準法に違反しており再建築や増築ができない
  • 人口減少が進んでおり不動産需要がない地域に立地している

しかし、どのような不動産を買取不可とするかは不動産会社によって異なります。
一般的には買取が難しいとされる不動産でも、まずは不動産会社にご相談ください。

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まとめ

不動産の買取とは、土地や建物を直接不動産会社に売却することです。
買取は仲介のように買主を探す必要がないため、即現金化できるといったメリットがあります。
一方で、売却価格が相場よりも低くなる、買い取れない不動産もあるなどのデメリットも存在します。
より高値で売却したい場合は仲介、即現金化したい場合は買取のように、ご事情に応じて選択することが大切です。
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