不動産売却が長引く原因とは?スムーズに売却するための対処法も解説

2023-11-14

不動産売却が長引く原因とは?スムーズに売却するための対処法も解説

この記事のハイライト
●不動産売却にかかる期間は3~6か月が一般的な目安である
●販売価格が適正でなかったり売り出す時期に問題があったりすると不動産売却が長引くことがある
●不動産売却を長引かせないためには販売価格の見直しや内覧に向けた対策を徹底すると良い

不動産売却は誰もがスムーズに高く売却したいと考えるものです。
しかし、なかには売却が予想以上に長引いてしまうこともあるため、長引かせないためには早めに対処することが大切です。
そこで、不動産売却が長引く原因と対処法について解説します。
姫路市で不動産売却をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。

\お気軽にご相談ください!/

長引くことがある?不動産売却にかかる期間と流れ

長引くことがある?不動産売却にかかる期間と流れ

不動産売却は一般的に3~6か月の期間がかかりますが、不動産の状態や立地などさまざまな要因によって長引く可能性もあります。
ここでは、まず不動産売却の流れとともに目安となる期間を解説します。
通常、不動産売却の流れは以下のとおりです。

  • 不動産会社に査定依頼
  • 不動産会社と媒介契約を締結
  • 売却活動の開始
  • 買主と売買契約を締結
  • 決済・引き渡し

それぞれ流れに沿ってご説明します。

STEP①不動産査定~媒介契約まで:1~4週間

不動産売却を決めたら、まず売却予定の不動産がどのくらいの価格で売却できるのか不動産会社に査定依頼します。
査定方法には、類似物件や過去の取引から査定額を算出する「机上査定」と、実際に訪問して物件の状態や周辺環境などから査定額を算出する「訪問査定」の2種類があります。
本格的に売却を進めたい場合は、正確な金額を算出できる訪問査定がおすすめです。
査定が終わり、査定額に納得がいけば不動産会社と媒介契約を締結します。
ここまでで、1~4週間を見ておきましょう。

STEP②売却活動~買主と売買契約締結:1~3か月

仲介を依頼する不動産会社と媒介契約を結んだら、売却活動の開始です。
売却活動では、インターネットやチラシにて物件をご紹介し、購入希望者を募ります。
この時点ですぐに購入希望者が現れることもあれば、時間がかかることもあるでしょう。
売却活動により購入希望者が現れたら、内覧を実施し、詳細に条件を交渉していきます。
条件がまとまると、買主と売買契約を締結します。
1か月程度でスムーズに買主が見つかることもあれば、なかなか買主が見つからず3か月以上かかることもあるでしょう。

STEP③売買契約後~引き渡しまで:1~2か月

買主と売買契約を締結すると、手付金を受領します。
買主が住宅ローンを利用して購入する場合は、このタイミングでローン審査があることも理解しておきましょう。
ローン審査はおよそ2週間から1か月程度かかります。
無事に審査が通ったら、決済をおこない物件を引き渡します。
ここまで、売却の流れと期間についてご説明しましたが、これはあくまでも目安であり、実際はこれ以上に長引く可能性もある点に注意が必要です。

\お気軽にご相談ください!/

不動産売却が長引く原因とは

不動産売却が長引く原因とは

次に不動産売却が長引く原因には何があるのか解説します。
長引く原因として挙げられるのは以下の4つです。

  • 販売価格が適正でない
  • 売り出す時期が悪い
  • 立地条件に問題がある
  • 築年数が経過している

それぞれの原因についてご説明します。

原因1:販売価格が適正でない

販売価格が適正でない場合は、売却が長引く可能性があります。
たとえば、相場と比べて明らかに高い場合は、買主が現れず売却に時間がかかってしまうでしょう。
そのようなケースで多いのが、リフォーム費用を販売価格に上乗せしているようなケースです。
中古物件を探している方は、できるだけ安く購入して自分好みにリフォームやリノベーションを施したいと考えている方もいます。
そのような方たちにとっては、リフォーム済でなおかつ販売価格が高いと物件選びの段階で除外されてしまう可能性があるでしょう。
結果的に購入希望者が現れないと値下げせざるを得なくなってしまいます。
また、頻繁に値下げを繰り返していると、さらなる値下げを期待され、売却が長引く可能性があるため注意が必要です。

原因2:売り出す時期が悪い

物件を売り出す時期が悪いことも長引く原因として考えられます。
不動産売却では、需要が高まる時期とそうでない時期があります。
需要が少ない時期に売り出してしまうと、なかなか買主が見つからないでしょう。
不動産売却において需要がもっとも高まる時期は、新学期を迎える春頃です。
この時期は引っ越しシーズンといわれており、就職や転勤、進学などで人が動くため、もっとも中古物件の需要が高まります。
また、秋ごろの時期も転勤により売れやすい時期とされています。
これらの春や秋頃から売り出す時期がずれてしまうと、不動産売却が長引く原因となってしまうため注意しましょう。

原因3:立地条件に問題がある

立地も売却に大きく影響する要因の1つです。
駅やスーパーマーケット、学校などから遠い立地の場合は、不便さを理由に売却が長引く傾向にあります。
また、競合物件が多いエリアでは、条件が良い物件のほうに購入希望者が流れてしまう可能性もあるでしょう。

原因4:築年数が経過している

不動産売却が長引く原因として、築年数による劣化も挙げられます。
築年数が何十年も経過している物件は、建物や設備の老朽化が進み資産価値が下がります。
このような資産価値が低い物件は、購入時に金融機関から融資が受けられない可能性があるため、買主が見つかりにくいでしょう。
このような築年数が経過しているような物件は、売却が長引くケースが多いため、不動産会社と相談しながら進めていくことが大切です。

\お気軽にご相談ください!/

不動産売却が長引く前にするべき対処法

不動産売却が長引く前にするべき対処法

最後に、不動産売却をできるだけスムーズにおこなうために、やっておくべき対処法を解説します。

対処法1:販売価格を適正にする

販売価格を相場よりも高めに設定している場合は、販売価格を適正価格に設定するようにしましょう。
適正価格に設定するためには、物件の相場を知ることが大切です。
相場を知る方法は、近隣エリアの過去の事例や公示価格など自分で調べることもできますが、不動産会社が査定した額を目安にすることもできます。
また、適正価格にすることはもちろん、売れ残ってしまうことが予想される場合は早めに価格を下げるのも1つの方法です。
なお、前述したように価格を徐々に下げることは、さらなる値下げを希望される可能性があるため、避けるべきといえるでしょう。

対処法2:内覧対策を徹底する

内覧希望者は多いけれど、そこから契約につながらないといった場合は、内覧時に問題がある可能性があります。
内覧時に少しでも好印象をもってもらうためには、室内の掃除や整理整頓を徹底することが大切です。
とくに内覧時に目に留まりやすいのが、水回りです。
水回りにカビが生えていたり、汚れていたりするとイメージダウンになります。
落ちにくい部分はハウスクリーニングを利用するなどして、徹底的に手入れしておきましょう。

対処法3:不動産買取を検討してみる

なかなか売却できないといった方は、不動産会社による買取がおすすめです。
買取は、不動産会社が直接物件を買い取るため、短期間で売却することが可能です。
ただし、買取価格が仲介時に比べて安くなってしまうデメリットがあります。
多少価格が安くても早く売却したいと希望の方は、買取を検討してみると良いでしょう。

まとめ

不動産売却にかかる一般的な目安は3~6か月です。
しかし、立地条件や売り出し価格、タイミングによって売却期間が長引く可能性もあります。
売却を長引かせないためには、販売価格の見直しや、不動産会社による買取を検討してみてはいかがでしょうか。
姫路市の不動産売却なら株式会社Sun Climb れくすむ姫路店がサポートいたします。
資産価値、気になりませんか?査定後にお選びいただける不動産売却コースもご用意しております。
お客様のご要望に合わせて、親身にご相談承ります。


ブログ一覧ページへもどる

まずはご相談ください!

0120-812-234

営業時間
9:00~19:00
定休日
水曜日