不動産売却時のライフラインの解約のタイミングは?方法や注意点を解説

2024-01-30

不動産売却時のライフラインの解約のタイミングは?方法や注意点を解説

この記事のハイライト
●電気と水道は売却活動で使うため引き渡し直前のタイミングで解約するのがおすすめ
●ライフラインそれぞれの解約方法に大きな違いはないが、立ち会いが必要になるケースがある
●連絡は早めにしておくことや名義変更がおこなわれるまでは売主側で費用を負担することなどが注意点

不動産売却では、買主に物件を引き渡すためにさまざまな手続きをおこなわなくてはなりません。
そのなかのひとつが、ライフラインの解約です。
しかし、解約するタイミングがわからないという方もいらっしゃるでしょう。
今回はライフラインの解約のタイミングや方法、注意点について解説します。
姫路市で不動産売却をお考えの方は、ぜひ参考になさってください。

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不動産売却時にライフラインを解約するタイミング

不動産売却時にライフラインを解約するタイミング

まずは、不動産売却時にライフラインを解約するタイミングについて解説します。

ライフラインを解約するタイミング1:電気

電気を解約するタイミングとして適しているのは、引き渡しの直前です。
引き渡しとは、買主から売買代金を受け取り、鍵の受け渡しをおこなう最後のステップとなります。
なぜ電気は引き渡し直前が良いかというと、売却活動に支障が出てしまうからです。
内覧時、室内を明るく見せるために、照明は点けておく必要があります。
雨戸やカーテンを開ければ明るくなるものの、悪天候の日は暗くなりやすいです。
また、夏や冬に不動産売却をおこなう場合、空調は必須と言えます。
室内が暑すぎたり寒すぎたりすると、落ち着いて内覧してもらえなくなるだけでなく「この家はこんなに暑い(寒い)のか…」と思われてしまうかもしれません。
快適に暮らせることをアピールするためにも、空調は使えるようにしておくことがポイントです。
掃除機や空気清浄機、加湿器などの家電を使う場合も、電気が必要となります。

ライフラインを解約するタイミング2:ガス

ガスは内覧や掃除に影響がないため、適したタイミングはないと言えます。
そのため、ご自身が引っ越ししたタイミングで解約しても問題はないでしょう。
ただし、ガスコンロや給湯器は付帯設備として、一般的には物件と一緒に引き渡します。
そのため、動作確認をおこなっておくと安心です。

ライフラインを解約するタイミング3:水道

不動産売却で水道を解約するタイミングは、電気と同じ引き渡しの直前が望ましいと言えます。
水道は使わずに放置してしまうと、下水管の内部にある水が蒸発し、においが室内に充満してしまう可能性が高いです。
内覧時に悪臭がするとマイナスの印象を与えてしまい、成約に至らない恐れがあります。
そのため、売却活動中は定期的に通水し、下水管の水の蒸発を抑えることが重要です。
さらに、水回りは劣化が目立ちやすく、汚れやカビも発生しやすい場所となります。
すぐに解約せずに、適宜掃除をおこなうことも大切と言えるでしょう。

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不動産売却におけるライフラインの解約の手続き方法

不動産売却におけるライフラインの解約の手続き方法

続いて、不動産売却における、ライフラインの解約の手続き方法について解説します。

ライフラインの解約の手続きの方法:電気

不動産売却時における電気の解約の際は使用している電力会社に連絡を入れます。
電話だけでなく、文書やインターネット上で手続きが可能なところもあります。
解約したい旨と、日付を伝え、最終使用日を確認なさってください。
当日は、多くの場合でブレーカーを落とすだけなので、立ち会いは不要となるでしょう。
ただし、メーターが外から確認できない場合は、立ち会いが必要になることがあります。
契約中の電力会社がわからない場合は、請求書で連絡先を確認しましょう。

ライフラインの解約の手続きの方法:ガス

ガスの解約も電気の解約方法と同様、使用しているガス会社に連絡を入れます。
立ち会いは原則不要で、指定した日に解約できます。
ただし、メーターが外から確認できないと、立ち会いが必要になることがあるでしょう。
保証金を預けている場合は、あとで返金されるか、清算に充当されます。

ライフラインの解約の手続きの方法:水道

水道の解約も、基本的には電気やガスの方法と大きな違いはありません。
不動産を管轄する水道局に電話で連絡し、手続きを進めます。
解約日を伝えれば、水道局の職員が供給停止の作業を進めてくれるため、立ち会いも不要です。
水道が止まったかどうか確認したいときは、直接確認できることもあるので、問い合わせみてください。
また、月の途中で解約した場合の水道料金は、自治体によって精算方法が異なる場合があります。
清算方法を知りたい場合は、引き渡し日が近づいてきたら、不動産を管轄する水道局に確認なさってください。

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不動産売却でライフラインを解約する際の注意点

不動産売却でライフラインを解約する際の注意点

最後に、不動産売却でライフラインを解約する際の注意点について解説します。

注意点1:連絡は早めにしておく

注意点としてまず挙げられるのが、連絡は早めにしておくことです。
前日などに連絡をしても、すぐに手続きができない可能性があります。
申請手続きや解約処理を考えると、遅くとも1週間前までには、連絡を入れておくことがポイントです。
ライフラインは、一般的に遡って手続きすることはできません。
不動産売却は手続きなどで多忙ではありますが、忘れないように連絡は先にしておくことをおすすめします。
また、3月や4月、9月などの引っ越しシーズンは、連絡が取れにくいこともあるため注意しましょう。

注意点2:内覧前に停止しないほうが良いライフラインもある

内覧前に停止しないほうが良いライフラインがあることも、注意点のひとつです。
それは、先述のとおり電気と水道となります。
電気が停止している状態で内覧をすると、室内がしっかり見られなかったり足元が悪く怪我をしてしまったりする恐れがあります。
掃除の際も、水道が止まっていると不便を感じるでしょう。
ガスはすぐに止めても問題ないことが多いですが、電気と水道は引き渡し直前に手続きをおこないます。

注意点3:名義変更がおこなわれるまでは売主側で費用を負担する

注意点として、名義変更がおこなわれるまでは、売主側で費用を負担することも挙げられます。
そのため、不動産売却ができたとしても、名義変更と引き渡しまでは、ライフラインにかかる費用が発生します。
費用を抑えるために「早めに止めよう!」とお考えになる方も多いですが、タイミングを誤るとトラブルになる可能性が高いです。
費用は不動産売却にかかる費用として割り切り、支払うようにしましょう。

注意点4:ガスの周辺機器は取り外しが必要になる可能性がある

ガスの周辺機器は、引き渡し前に取り外しが必要になる可能性があります。
たとえばガスコンロやファンヒーターを、不動産売却後に新居に持っていく場合です。
ガス栓を閉じてホースを抜くだけですが、やり方がわからなかったり不安があったりする場合は、ガス会社に確認なさってください。
手順がわからないと引き渡し直前で慌ててしまうので、あらかじめ確認しておくのがおすすめです。

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まとめ

電気と水道は、内覧や掃除など売却活動で使用するため、引き渡し直前のタイミングで解約することをおすすめします。
ライフラインそれぞれの解約方法に大きな違いはないものの、メーターの位置によっては立ち会いが必要になるケースもあります。
連絡は早めにおこなうことや、名義変更がおこなわれるまでは売主側で費用を負担することなどに注意しましょう。
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